紫蘇ジュースの効能と作り方

紫蘇ジュースのメリット

赤紫蘇で作ったジュースは、天然の色とは思えないくらいの鮮やかなピンク色をしています。見るからに美味しそうな飲み物であり、子どもたちにも非常に人気があります。

 

一方、青紫蘇で作った場合は黄色いジュースになります。紫蘇の独特な風味は赤紫蘇の方が強いようですが、どちらも美味しい飲み物であることには変わりありません。そして、紫蘇ジュースは美味しいだけでなく、身体にも非常に良いものなのです。

 

紫蘇は漢方生薬などに使用されているくらい薬効成分の高い植物です。紫蘇の葉は「蘇葉」と書き表され、その意味は人を蘇らせる葉というものです。昔から紫蘇は刺身などには必ず添えられていますが、それは食中毒や食あたりなどを防止する働きと、防腐剤としての働きを持っているからなのです。

 

紫蘇は縄文時代から薬として使用されていたようであり、紫蘇の葉を煎じて飲めば風邪の初期症状などを和らげることが出来ます。その他にも食欲を増進させ消化吸収を助ける働きがあります。

 

紫蘇の栄養価は非常に高く、野菜の中でもトップクラスに位置しています。抗酸化作用が強いベータカロチン、カルシウム、カリウムなどは、ホウレン草よりも豊富に含まれており、鉄分やその他のビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。

 

このように、紫蘇は体にとても良いのですが、なかなか一度には沢山食べられません。そんな時に紫蘇ジュースを作って飲めば、手軽に紫蘇の栄養成分を摂ることが出来るのです。